皆さんお疲れさま。NotRealMoneyです。
妻のお義母さんがコロナ病棟から生還しました。
およそ2週間の入院生活で、関係ない僕までげっそりでしたよ。
お義母さんは一人暮らしの70歳です。
僕の家から3駅くらいの距離ですが、このところ感染者が増加傾向だったので会ってはいません。
基礎疾患に糖尿病を患っていたので「気をつけような」と話をしていた矢先でした。
12月27日に38度を越える発熱があったので、保健所に連絡をしたところ「PCR検査を受けましょう」という話になったので、僕ら夫婦も本人も「まさかね…」と思っていたのですが29日の判定は陽性。
ただの風邪だと思っていたのですが。
「65歳以上は入院出来ます」とのことだったので、自宅療養よりは安心なので入院を選択しました。
発熱以外の症状はなかったのですが、基礎疾患も気になるので大事を取りました。
翌30日に専用のお迎え車が来て入院。
レントゲンの結果、肺炎も発症していることがわかりました。
咳をしていなくても肺炎になるんですね。入院して良かった!
医療施設は幸いにも最新装備だったらしく、なんとなく安心はしていたのですが、日に日にお義母さんからのラインや電話のレスポンスが悪くなってきました。
熱の上下が激しくて食事も取れないようになっていた為です。
糖尿があるので点滴はNG。
とにかく熱が下がらないことには…。これが5日くらい続きました。
こういう時って、見舞いにも行けないし、様子が分からないし、看護士さんへの状況確認くらいで家族はただ待つだけ。
これがだんだんキツくなってね。
大晦日あたりから妻が不安でシクシク泣いてしまうようになってきました。
「信じて待つしかないからさ」としか言葉をかけられませんでした。
あとは常に背中をさすって励ましました。
年明けから酸素濃度が低いので、鼻から酸素をおくる(カニューラ)ことになったと連絡がありました。
初期症状から中等症になっていると思われ…。
嫌な予感がする毎日。
電話が鳴るのも怖いけど、かけるのも怖い状態でした。
1月5日に担当医から連絡があり、重症化する前に「アビガン」を投与したいとのこと。
アビガンってあのアビガンです。
本人の了承と家族の了承も必要なんだとか。
さらにその翌日か翌々日か記憶があいまいなんですけど、抗生剤も追加投与することになりました。
ここから状態がスーッと良くなり、食欲も復活。
そこから1週間くらいで退院になりました。
悪化も回復も非常に非常に早い印象ですな。
お義母さんはおよそ2週間で足腰がすっかり弱ってしまったので、しばらくは車椅子での生活に。
入院中はお風呂に入ることができなかったそうで、それが一番のストレスだったらしい…。
こっちは音沙汰が無いのがストレスだったけどね。
何はともあれ、生還できたのでホッとしました。
ちなみに感染経路は不明。
毎朝6時にウォーキングに出て、近所の公園でじいさん・ばあさんたちとラジオ体操をしているみたいだけど。
そこでも距離を取って、あいさつ程度の会話しかしていなかったみたい。