ミドルエイジのスキル

ブラック企業に勤務している50歳を迎えたおっさんが、会社に頼らずに生きていけるよう悪あがきをしまくる雑記ブログ。そのまま定年までなんてイヤだ。

【ネタバレ映画レビュー】Mank / マンク

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皆さんお疲れさま。NotRealMoneyです。

今回もNetflix(ネットフリックス)映画のレビューになります。本来なら劇場公開なんでしょうが、仕方ありませんね。アカデミー賞前の良質な作品を年末くらいからどんどん配信していくNetflix(ネットフリックス)って太っ腹すぎます!


超超大好きな、デヴィッド・フィンチャー監督作品なんですが、実の父親ジャック・フィンチャーが生前に書いた脚本でこの作品を製作しております。もう、根っからの映画人なんですね。

「ゴーン・ガール」依頼の長編作品ですね。それまではNetflix(ネットフリックス)でドラマ制作に勤しんできました。おそらく待遇がかなりいいのですよね。
もはや「デヴィッド・フィンチャー=こだわり」と言っても過言ではない作品作り。モノクロって時点でああ、今回はそうきたか。という感じ。音声もあえて古く、回って聞こえるような調整をしています。「デジタルじゃない感」を出していますね。昔のフィルム映画の「パンチ」もシーンごとに画面の右上に出てきますよ。



デヴィッド・フィンチャー作品はすべて観に行ってるので今作もとても楽しみにしていたのですが、寝落ちしてしまいました…。
予想以上にマッタリと話が進んでいくのでかなりの気合いが必要な作品でした。予習が足りませんでした。
というわけで2回目はしっかりと視聴させて頂きましたよ。

後半にかけてテンポが上がっていくので面白さは加速していきますが、ある程度の人間関係や時代背景の予習をしておかないと観終わった後に「ふーん」と言って終了になります笑。

主人公マンクことハーマン・J・マンキーウィッツは1940年代の映画脚本家です。実在します。

ゲイリー・オールドマンが演じています。恰幅がよくてずっとジョークを飛ばしているような初老のおっさんに見える40代。この設定だけ理解出来なかった。

あの「市民ケーン」の脚本はオーソン・ウェルズが書いたとされていますが、実は彼に依頼されたマンクが書いたというストーリーがベースのフィクション。
そこに至るまでの回想をフラッシュバックで挟んできます。徐々に過去が現在に追いついていく展開はステキ。

「市民ケーン」のモデルとされている新聞王ことウィリアム・ランドルフ・ハースト。演じるのはチャールズ・ダンス!今なら「ゲーム・オブ・スローン」が思い浮かびますが、個人的にはフィンチャー初監督「エイリアン3」が。

彼に気に入られて経済的にもサポートされていたマンクですが、最終的には見放されてしまいます。

ハーストの若い妻、女優のマリオン・デイヴィスをアマンダ・サイフレッドが演じています。「ツイン・ピークス」にも出演していましたね…。

マンクとの関係が敵対していく過程も面白い。


書き上げた脚本を業界に拒否されるわけなんですが、意地でも世に出す!最終的には名前も出す!と、いろんな関係者とこじれて孤独に。

アカデミー賞を受賞するときに登壇しなかったのは、意地なのか圧力をかけられたのか…。
どこかに寂しさを感じてしまう作品でした。

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