皆さんお疲れさま。NotRealMoneyです。
今回もNetflix(ネットフリックス)映画のレビューになります。本来なら劇場公開なんでしょうが、仕方ありませんね。アカデミー賞前の良質な作品を年末くらいからどんどん配信していくNetflix(ネットフリックス)って太っ腹すぎます!
超超大好きな、デヴィッド・フィンチャー監督作品なんですが、実の父親ジャック・フィンチャーが生前に書いた脚本でこの作品を製作しております。もう、根っからの映画人なんですね。
「ゴーン・ガール」依頼の長編作品ですね。それまではNetflix(ネットフリックス)でドラマ制作に勤しんできました。おそらく待遇がかなりいいのですよね。
もはや「デヴィッド・フィンチャー=こだわり」と言っても過言ではない作品作り。モノクロって時点でああ、今回はそうきたか。という感じ。音声もあえて古く、回って聞こえるような調整をしています。「デジタルじゃない感」を出していますね。昔のフィルム映画の「パンチ」もシーンごとに画面の右上に出てきますよ。
デヴィッド・フィンチャー作品はすべて観に行ってるので今作もとても楽しみにしていたのですが、寝落ちしてしまいました…。
予想以上にマッタリと話が進んでいくのでかなりの気合いが必要な作品でした。予習が足りませんでした。
というわけで2回目はしっかりと視聴させて頂きましたよ。
後半にかけてテンポが上がっていくので面白さは加速していきますが、ある程度の人間関係や時代背景の予習をしておかないと観終わった後に「ふーん」と言って終了になります笑。
主人公マンクことハーマン・J・マンキーウィッツは1940年代の映画脚本家です。実在します。
ゲイリー・オールドマンが演じています。恰幅がよくてずっとジョークを飛ばしているような初老のおっさんに見える40代。この設定だけ理解出来なかった。
𝙼𝙰𝙽𝙺
— Mank (@MankFilm) February 4, 2021
𝙽𝚘𝚝𝚑𝚒𝚗𝚐 𝚕𝚒𝚔𝚎 𝚊 𝚟𝚘𝚝𝚎 𝚘𝚏 𝚌𝚘𝚗𝚏𝚒𝚍𝚎𝚗𝚌𝚎 𝚏𝚛𝚘𝚖 𝚘𝚗𝚎’𝚜 𝚙𝚎𝚎𝚛𝚜.
Congratulations to Gary Oldman for earning a @SAGAwards nomination for OUTSTANDING PERFORMANCE BY A MALE ACTOR IN A LEADING ROLE in MANK. #SAGAwards pic.twitter.com/NbQTMGN3EE
あの「市民ケーン」の脚本はオーソン・ウェルズが書いたとされていますが、実は彼に依頼されたマンクが書いたというストーリーがベースのフィクション。
そこに至るまでの回想をフラッシュバックで挟んできます。徐々に過去が現在に追いついていく展開はステキ。
「市民ケーン」のモデルとされている新聞王ことウィリアム・ランドルフ・ハースト。演じるのはチャールズ・ダンス!今なら「ゲーム・オブ・スローン」が思い浮かびますが、個人的にはフィンチャー初監督「エイリアン3」が。
Happy Birthday to Charles Dance! #CharlesDance #Alien3 #LastActionHero pic.twitter.com/rk3iBiAS3k
— The Zombie Mandalorian's Leaky Basement of Horrors (@EugWSerra) October 10, 2020
彼に気に入られて経済的にもサポートされていたマンクですが、最終的には見放されてしまいます。
ハーストの若い妻、女優のマリオン・デイヴィスをアマンダ・サイフレッドが演じています。「ツイン・ピークス」にも出演していましたね…。
マンクとの関係が敵対していく過程も面白い。
In our February issue we talk to DOP, @E_Messerschmidt, to learn more about the creation of @MankFilm, a
— Definition Magazine (@definitionmags) February 2, 2021
monochrome marvel and ode to #CitizenKane ⚫️⚪️
Read the feature free and online:https://t.co/QikiIlqq7e#cinematography #filmmaking #cinema pic.twitter.com/84Qgd5V1qY
書き上げた脚本を業界に拒否されるわけなんですが、意地でも世に出す!最終的には名前も出す!と、いろんな関係者とこじれて孤独に。
アカデミー賞を受賞するときに登壇しなかったのは、意地なのか圧力をかけられたのか…。
どこかに寂しさを感じてしまう作品でした。
大画面で配信サービスを視聴するなら「Fire TV」シリーズがベストです。
Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属 人気のFire TV Stickが前のモデルよりも50%パワフルになって新登場。フルHDの動画をすばやくストリーミングでき、HDR、Dolby Atmosにも新たに対応しました(対応するコンテンツや機器が必要です)。 |
|
---|---|
Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属 Amazon Fire TVシリーズ史上もっともパワフルなStick、人気のFire TV Stick(第2世代)より80%以上もパワフル |
|
新登場 Fire TV Cube - 4K・HDR対応、Alexa対応音声認識リモコン付属 Fire TV CubeのAlexaに話しかけるだけで、テレビの電源オン・オフ、音量操作をはじめ、各種アプリの起動や対応コンテンツを音声で操作することができます |