

村上は1990年代後半より、しきりに「総合小説を書きたい」ということを口にしている。「総合小説」として村上はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を引き合いに出している。それは「いろいろな世界観、いろいろなパースペクティブをひとつの中に詰め込んでそれらを絡み合わせることによって、何か新しい世界観が浮かび上がってくる」[58] ような小説のことを指すのだという。そして「パースペクティブをいくつか分けるためには、人称の変化ということはどうしても必要になってくる」この話をいつか「村上さんのところ」で質問してみたいよな。 村上春樹先生って幾つだっけ? →Wiki 68歳か。親と変わらないか。できればまだまだ書いて欲しいもんだ。 どこかでもう一度読み返してみたい。もちろん感じ方も変わってくるだろうけど、一度で十分に理解できる世界ではない。 「ねじまき鳥クロニクル」だって何度読み返したことか。でもWEBで他人の感想をみたりすると「えっ、そうだったんだ」なんていまだに気づかされることもあるし、「そんな解釈しちゃう?」みたいなこともある笑。 ただ村上作品で一貫して言えるのは読み返す度に考えが変わってしまううところだ。 Amazonのレビュー今見てみた。みなさんブーイングですな~。 コレを読んでハルキストへ: 村上春樹の小説第1作目。 僕が「ねじまき鳥クロニクル」を読んでから遡って読み始めたデビュー作。 デビュー作の続編。 同じ世界観なんだけど不思議な感じだった。 今思えば村上春樹にすっかり没頭してしまっていた。 ここからは最近の作品に通じる続編2作品。 村上春樹ワールドへ突入。 村上春樹関連: