皆さんお疲れさま。NotRealMoneyです。
だいぶ前から期待値の高かったブラピ主演映画。SFってカッコいいですよね。
大ヒットするんだと思っていたのに、全米初週ではあまりパッとせず。そんなでもないのかと思って心配してしまいました。劇場は女性が若干多め。それにしても半分くらいしか埋まっていません。
SFだと思って期待していたのですが、重厚な親子のドラマで集中して観ないと置いて行かれます。絶対。
気を抜くと眠くなってしまいます。絶対。
ブラピのナレーション一人語りで話は進み、フラッシュ的に過去の物語を差し込んでくるという「テレンス・マリック」監督風になっております。上映時間もそこそこ長く、体調を整えてから劇場に足を運ばないとウトウトしてしまう可能性が高くなってしまいます。
その監督はジェームス・グレイ。パッとしない映画を作り続けています。商業的な作品はあまり向いていないのかも知れません。前作からブラピの会社「プランB」が絡んでいたので今作主演は既定路線だったのかも知れません。
「宇宙にひとり」
無音の世界で自分としか向き合えない状況は、ブラピ自信を蝕んでいきます。死んだと言われていた父親、「スペース・カウボーイ」でも死んだトミー・リー・ジョーンズへたどり着く前にヤバいコトになってしまいます。
チラッと関わった人たちがどんどん殺されたり、殺してしまったり（本意ではない）で何じゃこりゃって発してしまいそうになりましたが、なんとか「壮大な物語だ！」と自分の気持ちを落とし込めました笑。
伝わりにくいので、同じ気持ちになった作品を以下に並べました。
The Fountain / ザ・ファウンテン 永遠に続く愛
主演：ヒュー・ジャックマン
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Solaris / ソラリス
主演：ジョージ・クルーニー
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THE TREE OF LIFE / ツリー・オブ・ライフ
主演：ブラピとか
- 発売日: 2013/11/26
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「悲しい空気感」かもしだす美女リブ・タイラーがそれなりに年を重ねた元奥さん役で登場するも、ほとんどが回想シーン。その雰囲気は「インクレディブル・ハルク」の時と同じか。
他にもブラピの前を過ぎていく登場人物は著名なわき役たち。最近気に入っているアマゾンドラマ「プリーチャー」のチューリップもショートヘアーのまま登場。
電車の乗り継ぎのように、ロケットを乗り継いで父親のいる海王星へたどり着きます。そこでやっと2人が絡むのですが、トミー・リー・ジョーンズは宇宙空間をポツンと漂う道を選択してブラピと離れてしまいます。
もはや「闇」と言ってもいい孤独感をこの親子は抱えてしまっていて、その別れには絶望に近い感情を抱いてしまいました。
最終的にひとりで地球に帰るのですが、地球の平和を守ったというわけでクルーを殺してしまった事はおとがめ無く（多分）、やっとリヴ・タイラーに会えるというエンディングでした。
個人的には好きな感じでしたが、観ていた自分にも孤独が襲ってきました笑。
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