しっかり予習をして臨んだマトリックス4作目。ネオもトリニティも、そして自分も50代。それでもステキな2人を中心に「マトリックス」をリロードしていく。1999年からその螺旋に我々も飲み込まれているのだ。
マトリックス3部作後のウォシャウスキー作品はすべて大作でありながらつまらない映画ばかりで、マトリックス4作目の続編制作発表時は「いまさらあの世界を破壊しないでくれ」と嘆いたものだ。しかし、2年経過して期待値は増すばかり。とにかく予告がカッコいいのである。
なんと今作はマトリックストリロジーを俯瞰で観る作品だった。想定外。やはりしっかりと全作を観ておかないと感動も少ない。
ザイオンを救った後、死んだはずのネオとトリニティはマシーンによって治療・再生されていた。しかし、現実世界はあれから60年もの年月が経過。リブートされたマトリックスの中で「違和感」を感じながら生かされていた。その世界は現代、今の我々の世界。
我々にはネオが見えているが、その世界では老人。ビジネスパートナーのスミス(!)と共にゲーム「マトリックス」3部作を成功させていた。
ネオの記憶にうっすらと残っている自分の生き様がゲームに。「バレットタイム」なんてキーワードや前作までのサントラも劇中に流れている。なんとなく「グレムリン2」を思い出す。
そこに若干の興ざめもあったが、きちんと復活劇が始まるのだ。今作は続編であり、これまでのパロディでもある。時代を反映して女性が強く、ネオはむしろコメディパートを請け負っているような気がした。エンドロール後も、アベンジャーズよろしくテーブルを囲んでたわいない話をしていた。
これまでの重厚で、サイバーパンクな雰囲気はない。そこだけは残念な気持ち。
マシーンに捕らわれの身のネオ、トリニティ、そしてプログラムのスミス(エージェントスミス)は精神科医によってコントロールされていた。本来の自分が何者なのか、なぜここに存在するのか?振り出しに戻っていた。
「クロネコ」「デジャヴ」救いの手が差し伸べられ、赤いピルを選択。そこでようやくあれからの続きを知ることができる。ネオも我々も既視感に包まれて世界の中に入っていけるような感覚。これまでほどのアクションは無く、「後の先」的なカンフーアクションだったが十分に楽しめる。
全作から唯一の生き残りはナイオビだけで、モーフィアスやサティ、エージェントスミスはリビルドされたプログラムとして登場。似て非なるキャラクター。それでも没入できる世界だった。
(2/2) pic.twitter.com/eYXx0Fz6Jg
— The Matrix Resurrections – 🚫 Spoilers! (@TheMatrixMovie) November 22, 2021
次があるのか?と考えたらやはり無いだろう。すべて含めてキレイに終劇しているんだから。
今作は日本が最速公開で、翌週に全米公開。全米は今週スパイダーマンで日本は翌年になる。
スパイダーマン2週目に勝利するのは難しいだろう。おそらく初週は第2位登場になるだろう。
マトリックストリロジーはプライムビデオで無料配信!!!大画面で見るべき作品。
新登場 Fire TV Stick 4K Max - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤー 4KテレビにパワフルなFire TV ー 従来のFire TV Stick 4Kよりも40%パワフルでより早いアプリ起動と滑らかな操作を実現します。 |
|
---|---|
Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤー 人気のFire TV Stickが前のモデルよりも50%パワフルになって新登場。フルHDの動画をすばやくストリーミングでき、HDR、Dolby Atmosにも新たに対応しました(対応するコンテンツや機器が必要です)。 |
|
Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属 Amazon Fire TVシリーズ史上もっともパワフルなStick、人気のFire TV Stick(第2世代)より80%以上もパワフル |
|
新登場 Fire TV Cube - 4K・HDR対応、Alexa対応音声認識リモコン付属 Fire TV CubeのAlexaに話しかけるだけで、テレビの電源オン・オフ、音量操作をはじめ、各種アプリの起動や対応コンテンツを音声で操作することができます |