ミドルエイジのスキル

ブラック企業に勤務している50歳を迎えたおっさんが、会社に頼らずに生きていけるよう悪あがきをしまくる雑記ブログ。そのまま定年までなんてイヤだ。

【体験記】初めてのメンタルクリニックへ。心が弱った自覚は全くなかったが、弱い部分も見えてきた。

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皆さんお疲れ様、NotRealMoneyです。 自主的にメンタルクリニックに足を運ぶことにした。 異動の話が上がり仕事量が倍に増えることに。僕の仕事を軽視されて(昔からだけど)、現状の仕事プラス部の統括まで任されてしまう予定。年下の上司だけは楽になるシステム。 【こんな会社辞めてやる!】今期のボーナスもゼロ。会社を辞めることにした。 そんな理不尽なこともあって最近はめっきりイライラが収まることはなくなってしまった。 特に熟睡出来ない。 会社ではクライアントの手前、常に笑顔である必要もあるのでその憂さ晴らしにハードすぎるトレーニングを行いワナつくくらいの体で帰宅。それでも数時間おきに目覚めてしまう。 多分、怒りが収まらないのかもしれない。 よくハリウッド映画で精神科医とただ日常的な会話をやってるシーンを思い浮かべたが、ここは日本だしどんなものか想像できなかった。 WEBで検索して順位が一番上のクリニックを選んだ(適当)。 ただ「自分が普通」なのかを知りたかっただけ。 そうでなければ治療してもらえばいいや。第三者に話をきてもらうのもいいかもしれない。 まあ軽い気持ちで予約をした。 決して気持ちがどん底で、会社に足を運べなかったり、他人が怖いとかそんなことはない。 WEBの紹介ページだと広い待合室のカウンターでコーヒーを飲みながらなんて書かれてたけど、実際は患者さんがみんな下を向いて目が合わないようにしているのでむしろ開放的な空間がどん底な空気に感じてしまった…。 「あ、こんな感じなんだ」 という感想。少しどんよりしている。 ある程度の状態を紙に記入して待っているとすぐに呼ばれた。僕の前に5〜6人待っている人がいたが長くて5分くらいで先生の部屋から出て来るので「話してないのか?」なんて思いながら診察室に入ると普通の病院の診察室みたいな感じだった(町医者バージョン)。 どうしました?(町医者バージョン) 会社の事情や上司の事情をわかりやすく2〜3分で話をした。過去に手術した話や家族の話もした。 しばらく先生が話を聞いて、会社の上司の上司は対応してくれないのか尋ねてきた。 話は聞いてくれるが、見て見ぬ振りのスタンスです。と答えた。 実際に上司が原因で14人のスタッフが退職している。 勤めて10年、変わらぬ年俸 自分も退職を考えていることも合わせて話した。 会社のことを自宅に戻っても考えてしまっている。頭の中をその考えが回転してしまっているのでたとえ睡眠をとったとしても脳は休んでいない状態であると言われた。 1:終わった、終わった 仕事が終わり帰宅前に「終わった、終わった」と声を出す。 周りの人に振り返られてもいいので声を出すことで脳に「仕事は終わったんだ」と思わせる。 2:仕事中、トイレにこもって週末の予定を立てる(ひとりになる) スマホを持ってトイレの個室に入る。誰もいない場所で仕事以外のことを考える。 3:上司に期待しない その上司にどこかで期待をしている。それがダメ。コイツはこんなもんだと思い込む。 4:妻に会社での出来事を話す 起こったことをアウトプット。自分の中に溜め込まないようにする。 なるほどと思うことが多かった。が、脳に思わせるとか複雑な気持ちである。本当に脳に外から(声に出すこと)指令を出すことができるのか? これはこれからゆっくり進行していく話だ。 薬を処方してもらった。2種類。 まずは漢方。 イライラを抑える漢方らしい。よっぽど重大な症状の患者にはそういう薬があるらしいが僕レベルには漢方でどうぞ的な感じだっt。 1日3回。 睡眠導入剤。眠りの質を高める薬。 現在は種類が豊富でとりあえず試してみてという感じ。1錠でキツければ半分にカットして使ってみてくださいと言われた。 上記の薬を試してみて2週間後に再診察する予定。 昨日映画「ワンダーウーマン」に行ってきたんだけど、観る前に「終わった、終わった」と声に出してみた。まずはここから笑。